生姜に出会う前②
相変わらず
小学校に入学する前も大きな病院で検査して中学入学前も検査してこいと言う事で、行きました。
言われることは分かっていました。12歳にもなると、医師の言うことは大体は理解できます。医師も、子供にも伝わるように話してくれました。
その時は直ぐに手術とは言われませんでした。
相変わらず風邪をひくと寝込んでいました。
そう言えば、風邪の前に偏頭痛になったりしたことも多々あったのを思い出します。
偏頭痛は本当に辛かったです。私は小学生の時からなので、ある程度薬を飲むタイミングが分かっていました。視界にチラチラとしたモノが現れると、直ぐに薬を飲んでいました。
タイミングを逃すと、頭が割れる位の痛みが数時間続く時もありました。
常に頭痛薬を持ち歩いていました。
先生!耳の下が痛いです。
中2の時おたふく風邪になりました。
何時間目か忘れましたが、耳の下が痛いのです。
確か、保健の先生が不在だったので、担任の先生に耳の下が痛いと言ったら、『腫れているから、直ぐに帰りなさい。』と言われました。
なので、直ぐに帰ったのを覚えています。
もうすぐゴールデンウィークでした・・・
病院に行ったら、『おたふくですね』で終わりました。
って言うか、記憶に無い・・・
記憶にあるのは、ゴールデンウイーク中どこにも行けなかった事よりも、おたふくで腫れた”ほっぺ”が痛くて痛くて転がって居た事、口を開けたら・・・後から痛い・いたい・イタイと泣いていた事の方が記憶に残っています。
2・3日するとだいたい、いつ痛くなるのか分かって来るので、ご飯の時に口をあまり開けないようにしてました。でも、少しでも動くと痛かったです。なので、あまり噛まなくても良い食べ物を食べていました。が、飲み込む時に動くのでやっぱり痛くなるんですよね・・・
大きな病気はあまりないですが、風邪は本当に良くひいていました。
また検査です・・・今回は違う
高校の入学前の検査に行きました。
何か今回は先生が代わって少し若い人になったなぁと思いました。
『お母さん!これは直ぐに手術しないとダメだ!』
と言われました。
『心臓血管外科に行って!』
と科を移動して、
『もう、肺に負担がかかっているね。・・・このままだと30代でペースメーカーだねぇ。』
『手術するなら早い方が良い!』
その日のうちに検査の日取りも決められてしまいました。
『2ヶ月後に心臓カテーテル検査をしましょう。』
当時の心臓カテーテル検査は足の付け根からカテーテルを挿入する方法でした。
高校生になって直ぐ
入学して直ぐに1週間の入院生活・・・
手術では無いので、この時は治りません。また改めて本格的な手術の日時を決めましょう。と直ぐにきまりました。
数ヶ月後に入院しました。だいたい1ヵ月位の入院です。
最初の2週間は色んな検査をしました。全身と言ってもいい程です。
手術で体力が落ちると免疫力も落ちると言われて、ばい菌が身体に入らないようにするために、虫歯治療もしました。
2週間の間に看護師さんからものもらいをうつされて、眼科にもいきました。
その時のエピソードは今でも笑い話です。
毎朝の検温
入院中は毎朝6時頃検温に来ていました。
毎朝35℃台の熱は変わらなかったのですが、何日目かに、体温計で測れなかった日があり、看護師さんが別の体温計を持って来ました。34.8℃でした。
その時改めて平熱が低い事が気になりました。
手術は無事に成功しました。
平熱は相変わらず35℃台です。